日本生命“超高齢化社会”対応の新保険
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生命保険大手の日本生命が、超高齢化社会に対応した新しい保険商品を販売すると発表した。
日本生命が来月から販売するのは、加入した人が一定の年齢より長生きすると払い込んだ保険料より受け取る年金の額が多くなるという新しい形の年金保険。
50歳から87歳までの人が加入できる。死亡した際に受け取る死亡保険の額を抑え、その分を年金の財源にあてるという仕組み。たとえば、50歳で加入して60歳から年金を受け取る男性の場合、86歳未満だと元本割れするものの86歳で元がとれ、99歳まで長生きすれば払い込んだ保険料の約1.5倍の年金が受け取れるという。
日本銀行のマイナス金利政策で資産運用を見直す動きが出ている中、日本生命では、超高齢化社会に対応した新しい商品の投入で老後に経済的な不安を抱える人のニーズを取り込みたい考え。