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【初開催】台湾が熱い! 大丸福岡天神店で屋台グルメを楽しめるイベント TSMCの九州進出で注目?

2024年7月23日 18:29
【初開催】台湾が熱い! 大丸福岡天神店で屋台グルメを楽しめるイベント TSMCの九州進出で注目?
台湾展を初開催

福岡市の百貨店で23日、台湾をテーマにしたイベントが始まりました。台湾の世界的な半導体企業が九州に進出したこともあり、台湾に熱い視線が注がれています。

23日から大丸福岡天神店で始まった「你好(ニーハオ)!台湾展」。台湾のグルメやコスメ、雑貨などを扱う31店舗が集結しました。

台湾は福岡から飛行機でおよそ2時間。美しい景色に加え、バラエティに富んだ食文化も魅力です。

台湾では「3歩歩けば1軒、屋台がある」と言われ、屋台グルメを楽しめる夜市は観光の目玉の一つです。大丸のイベントでは現地をイメージした演出も楽しめます。

■中村安里アナウンサー
「ふわふわのかき氷、胡椒餅(こしょうもち)、パイナップルケーキなど、台湾を代表するグルメが並んでいます。イートインスペースには提灯もあって、まるで台湾の夜市に来ているようです。」

台湾風のからあげ「ジーパイ」は、屋台の定番グルメです。

■中村アナウンサー
「お肉が柔らかくて、塩こしょうと梅の酸味がきいてます。台湾のスパイスの香りと屋台の提灯、台湾を感じます。」

暑い夏にぴったりの商品もあります。今が旬の台湾産マンゴーを、ひと玉丸ごと使ったかき氷です。

■中村アナウンサー
「濃厚なマンゴーの甘みが口いっぱいに広がります。イチゴの酸味がマンゴーの甘さを引き立てています。」

台湾で1905年に創業した菓子店、中外餅舗(ちゅうがいビンプ)のパイナップルケーキは、日本の百貨店の催事としては初登場です。

■訪れた人
「パイナップルケーキを予約していました。5月に本当は台湾に行く予定だったのですが中止になったので、ちょっとリベンジ。」

■台湾出身の人
「台湾のお寺みたいな雰囲気。ランタンがあって懐かしい。福岡の皆さんに紹介できてうれしいです。」

大丸福岡天神店が、台湾をテーマにしたイベントを開催するのは今回が初めてです。台湾の世界的な半導体企業「TSMC」の熊本進出などをきっかけに九州にも多くの台湾出身者が訪れていて、そうした人たちにも楽しんでほしいとしています。

JTB総合研究所のまとめによりますと、2024年1月から3月までに海外に向かった日本人のうち、11.5%が台湾を訪れました。これはコロナ禍前の2019年に比べ、1.2ポイント増加しています。

福岡と台湾を結ぶエバー航空の担当者は「円安の影響で台湾から日本を訪れる観光客が多いのが現状だが、今回のイベントをきっかけに旅先として台湾を選ぶ日本人を増やしていきたい」と話しています。

23日、福岡空港で、台湾へに向かう人に聞きました。

■台湾に向かう人
「ナイトマーケットとか夜市もあって、すごく盛り上がっているのが魅力的。台湾ならではのご飯を食べてみたい。」
「台北だったらおいしい所がいっぱいあるので。小籠包(ショーロンポー)が有名。毎回行くときは楽しみにしています。」

大丸のイベントに出席した台湾政府の関係者は「台湾と九州は近い、九州の人に台湾のことをもっと知ってもらいたい」と話していました。イベントは7月29日まで開かれています。

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