トヨタ自動車が在宅勤務制度の拡大を検討していることがわかった。

　トヨタが８月をめどに導入を検討しているのは、最短で週に２時間だけ出勤すれば、それ以外は社外で働くことを認める在宅勤務の制度。対象は、一定の資格を持った総合職社員約１万３０００人で全社員の約２割にあたる。

　トヨタは同様の制度を１歳未満の子どもを持つ社員などに限定して導入していたが、対象を大幅に拡大することで家庭の状況に合わせて働きやすい環境を整える狙い。

　日産自動車でも、既に工場勤務を除く全社員に対して月５日までの在宅勤務を認めている。