トヨタとMS「ビッグデータ」活用の新事業
トヨタ自動車とアメリカの大手IT企業マイクロソフトは「ビッグデータ」を活用する新しい事業を始めると発表した。
発表によると、トヨタ自動車とマイクロソフトはアメリカのテキサス州に今年1月、新しい会社を設立し、利用者の承諾を得たトヨタの車の通信機を利用して車の位置情報や道路の状況、ドライバーの運転パターンなどの膨大な情報、いわゆる「ビッグデータ」を収集する。
そして、交通情報をリアルタイムでドライバーに配信したりドライバーの運転の仕方に応じた保険サービスの開発などに活用するとしている。
新たな事業を始める時期は未定だが、トヨタはまずアメリカで始め、その後日本でも展開したいとしている。
トヨタはビッグデータの活用で人工知能やロボット分野の開発にも応用する方針。