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ソニー ロボット事業に再参入へ

2016年6月29日 23:09
ソニー ロボット事業に再参入へ

 業績の回復を果たしたソニーが、ロボット事業に再び参入することを明らかにした。

 ソニー・平井一夫社長「ロボティクス技術の出口を検討しており、お客様と心のつながりを持ち育てる喜び、愛情の対象となりうるロボットもあります」

 ソニーの平井社長は、経営方針説明会でこのように述べ、ロボット事業に再び参入する方針を明らかにした。

 ソニーは、1999年にペット型ロボットの「AIBO」を発売し、国内外で15万台を売り上げていたが、事業の選択を行う中で、2006年に販売を終了していた。

 ソニーは、人とコミュニケーションのとれるロボットを開発し、また将来的には、物流や製造現場で活用できるロボットの開発も目指す。

 すでにロボットの事業化に向けて、全社横断的に取り組んでいて、5月には人工知能に強いアメリカのベンチャー企業と資本提携している。