東京都心に温泉も楽しめる“塔の日本旅館”
東京都心のオフィス街に、温泉も楽しめる“日本旅館”がオープンした。
東京都千代田区・大手町に20日オープンしたのは、星野リゾートが手がけた日本旅館「星のや東京」で、コンセプトは「塔の日本旅館」。玄関で靴を脱ぎ、畳を踏みしめながら客室へ案内されるという伝統的な旅館の要素を、平屋ではなく地上17階、地下2階という縦の空間に展開する。
ゆったりとくつろげる客室の料金は、1泊1室7万8000円から(税・サービス料込み、食事別)。また最上階には大手町に湧き出た温泉があるほか、各フロアにはお茶やお酒、お菓子などが提供される「お茶の間ラウンジ」があり、客同士が自由に語らうこともできる。
星野リゾートは、「西洋型のホテル以上に快適で機能的な“日本旅館”というスタイルをつくりたい」としていて、東京を足がかりに今後、世界でも展開したい考え。