コンビニ大手のローソンは、銀行業への参入を目指すことを正式発表した。

　ローソンは２０１８年に銀行業に参入することを目指して、来月下旬に準備会社を設立する予定。準備会社にはローソンが９５％、三菱東京ＵＦＪ銀行が５％を出資する。

　ローソンは全国に１万２０００店舗以上あり、その拠点を生かして新たに個人向けの資金決済サービスなどを展開し、手数料収入を増やしたい考え。また、銀行を利用する客には共通ポイントカード「Ｐｏｎｔａ」へのポイント付与などの特典も検討している。

　実現すれば、小売業として銀行業に参入するのは、セブン＆アイ、イオンに続いて３社目になる。