イオン「ブラックフライデー」セール導入へ
流通大手のイオンは、アメリカで最もモノが売れると言われる「ブラックフライデー」のセールを、今年から導入すると発表した。
ブラックフライデーとは11月の第4金曜日のことで、アメリカではこの日からクリスマスにかけてセールが本格化し、1年間で最大のかき入れ時となる。イオンは、今年からブラックフライデーの習慣を日本でも取り入れ、グループの約2万店舗でセールを実施するという。
一方、政府や経済界ではセール以外での消費喚起策を模索している。2か月に一度、月末の金曜日を「プレミアムフライデー」として小売りや飲食業で通常にない特別なサービスを行ったり、企業で働く人の退社時間を早くしたりすることなどで消費を促すことを検討しており、こうした取り組みが起爆剤となるか注目される。