２４日の東京株式市場で日経平均株価は６営業日連続で値を上げた。終値は前営業日の２２日に比べて１７０円４７銭高い１万８３３３円４１銭と、１月５日以来の高値をつけた。

　市場では、アメリカのトランプ次期大統領が掲げる減税やインフラ投資といった経済政策への期待感から株価が上昇する展開が続いている。前の日のニューヨーク市場ではダウ平均株価が３日連続で過去最高値を更新した。東京市場もこの流れを引き継ぎ、取引開始直後から買い注文が優勢となった。また、外国為替市場では円相場が７か月半ぶりに１ドル＝１１２円台をつけるなど円安ドル高が一段と進んでいて、輸出企業の業績が上向くとの期待感も株価を押し上げた。

　東証１部の売買代金は概算で２兆６１８３億円、売買高は概算で２３億６７５３万株。