どう活用? コンビニでも“ポイ活”競争激化 街では「気づいたらたまっていてラッキー」との声も
お得なポイントを集める、いわゆるポイ活をする人たち。2日、街で聞いても「気づいたらたまっていてラッキー」との声が聞かれました。いま、コンビニでもポイ活の競争が激化しています。
2日、「news zero」は「ポイ活」について街の人に聞きました。
並木雲楓フィールドキャスター
「普段ポイントカードを使いますか?」
母親(50代)
「はい。数百円から1000円とか。クレジットカードとかだといっぱいポイントがつくので、ためておいて、気がついて『そろそろ期限がきますよ』って(通知が)来て。『じゃあ今使います』って感じ」
主婦(40代)
「結構、買い物の度に使っている。ポイントは結構ありがたいですね」
ほぼ毎日ポイントを利用しているという男性は…
大学生(20代)
「きょう500ポイントぐらいで、コンビニでご飯を買いました」
これまでためたポイントを見せてもらうと…2万2000ポイント以上。
並木フィールドキャスター
「結構、たまってますね」
大学生(20代)
「あんまり気にしてないというか、払うとたまっていくので、たまっていけばラッキー」
多くの人が利用しているポイントサービス。2日、新たな動きがありました。KDDIはローソンでの買い物などがお得になるサービスを開始。
KDDIサービス・商品本部 繁田光平副本部長
「未来のコンビニに関する発表をさせていただきました。1人でも多くの方に、1回でも多く、1つでも多く、ご利用いただきながら、色々お買い物などワクワクと楽しんでいただきたいと」
また、セブンイレブンもポイント還元率がアップする、新しいサービスを発表しています。
KDDIは2日から「auスマートパス」を「Pontaパス」に名前を変更。Pontaパスの会員がローソンでau PAYを使って支払うと、ポイントの還元率が最大4倍に。ほかにも、クーポンを提供するなどのキャンペーンを実施します。
一方、セブンイレブンは、三井住友カードのアプリを使ってタッチ決済をすると、今月15日以降、最大10%のVポイントが還元。セブンイレブンと三井住友カードのアプリでVポイントの設定をすると利用することができます。
それぞれ、ポイントやクーポンで客の囲い込みを狙います。
最新の数字ではPontaポイントの会員数は1億1878万人(※8月末時点)、Vポイントの会員数は1億5400万人となっています(※3月末時点)。
私たちにとって身近なコンビニでも、激しくなるポイント経済圏を巡る競争─。
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並木フィールドキャスター
「コンビニでお得なサービスが広がっていることについて、どう考えますか?」
主婦(40代)
「ポイントためたいから(コンビニ)行こう…とかは、しやすいのかな」
大学生(20代)
「いわゆるポイント経済圏が広まりつつあって、とても世の中、便利になっているなという印象を受けました」
(10月2日放送『news zero』より)