資生堂子会社「イプサ」42万人情報流出か
資生堂は2日、化粧品販売を手がける子会社イプサの通販サイトから最大約42万人分の個人情報が流出し、一部のクレジットカード情報が不正な購入に利用されたと発表した。
これは、クレジットカード会社が、イプサ以外でのカードの不正利用について調査した結果、分かったもの。イプサの通販サイトのサーバーに外部から不正アクセスがあり、顧客の名前や住所など最大42万1313人分が流出した可能性がある。また、クレジットカード番号や有効期限についての情報も最大5万6121件、流出した疑いがあるという。
資生堂では疑いが判明した先月4日にこの通販サイトでのクレジットカード決済を停止した。また、カードが不正に使われ、支払いが発生した場合には、イプサが負担するとしている。