日本の企業経営者ばかり９８人をモデルにした写真展「産業人魂ＩＩ」が、３日から都内で開かれる。

　この写真展で展示されているのは、日本の企業経営者９８人のポートレート写真と、座右の銘などそれぞれの経営者が次世代へのメッセージとして伝えたい言葉の数々。

　企業の経営者をモデルとしたことについて、写真家の海田悠さんは「経営者は組織を束ねて、組織で働く人の家族も養う、しかもそこで利益を上げていく。非常に厳しい状況の中でリーダーとしての役割を果たす。その辺に人間としての何か。全く職業が違うがものすごく共感を覚える」と語った。

　２日に行われたレセプションにはモデルとなった社長らも駆けつけた。写真展は、東京・銀座の「銀座洋協ホール」で、３日から１０日まで開かれる。入場無料。