北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの写真展が東京都内で始まり、母の早紀江さんがジャーナリストの池上彰さんと対談し、切実な思いを語った。

　横田めぐみさんは１９７７年に北朝鮮に拉致され、今年で４０年になる。５日から始まった写真展には、父親の滋さんが撮影した写真など約１６０点が展示されている。中には初めて公開されるものもある。

　５日は、写真展の開催にあわせ、母の早紀江さんがジャーナリストの池上彰さんと対談し、「解決しないのはどうしてか」などと、切実な思いを語った。

　池上彰さん「私たちには何ができるだろうかと」

　横田早紀江さん「家族でさえもこれだけいろんなこと、動いてきて。署名活動・講演会、それだけしていても何で動かないのか」

　横田滋　写真展「めぐみちゃんと家族のメッセージ」は、東京・新宿高島屋で１０日まで開催。