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SBグループ 約10兆円のファンド設立へ

2017年5月21日 10:45

 通信大手のソフトバンクグループが10兆円規模の投資ファンドの設立を正式に発表した。

 ソフトバンクグループが設立したのは「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」。IT関連のベンチャー企業などに投資するために設立されたこのファンドには、サウジアラビアの政府系ファンドの他、アメリカのIT大手アップルや台湾のホンハイ精密工業、その傘下のシャープなどが出資を行う。

 ファンドの規模は日本円にして約10兆4000億円で、今後、拡大が見込まれるIoTやAI(=人工知能)など最先端技術の分野への投資を行い、世界での「情報革命」を加速させるとしている。