日経平均121円安 約4か月半ぶりの安値

8日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げた。終値は前日比121円70銭安の1万9274円82銭と4月28日以来、約4か月半ぶりの安値となった。
北朝鮮の建国記念日を9日に控え、市場にはリスク回避の動きが広がった。円相場が今年の最高値となる1ドル=107円台をつけるなど円高傾向が強まり、株式市場では輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売られた。また、午後にはメキシコ沖で発生した巨大地震を受け、アメリカ経済への影響を懸念した売り注文も出た。
東証1部の売買代金は概算で2兆7145億円、売買高は概算で18億6042万株。