感触や温度を伝える“分身ロボット”公開
29日、都内で手に触れた物の感触や温度を操作する人に伝えることができる最新のロボットが公開された。
KDDIが公開したロボットは、操作する人と同じように手を動かすことができる。さらに今回新たな技術が導入された。
ロボットがカメを触ると…グローブをはめた人に、カメのごつごつした感触が伝わる。
操作する人が装着したグローブには特殊なセンサーが仕込まれていて、ロボットがにぎったボールの柔らかさや飲み物の温度などを感じることができる。
KDDIでは今後、量産体制を整え、ロボットを分身の様に離島に行かせて現地の自然などを楽しむ疑似旅行体験のほか、人手不足に悩む介護業界などでの活用を目指す。