三菱マテリアルとスバルで株主総会 批判も
検査データの改ざんが発覚した三菱マテリアルやスバルで、株主総会が開かれ株主から批判の声が相次いだ。
三菱マテリアルの株主「今日ちょっと発言しようかなと思って来たんですよ。風土を変えるには人心を一新するということが、一番効果的な方法じゃないかと思います」
グループ内で相次いで、品質の検査データを改ざんしていたことが発覚した三菱マテリアルは22日朝、都内で株主総会を開いた。三菱マテリアルは竹内社長が責任をとって社長を辞任し会長に就くと発表しているが、訪れた株主からは「会長にとどまることに納得がいかない」との批判や不安の声が相次いでいる。
一方、車の燃費などの検査データを改ざんしていたスバルの株主総会では吉永社長が陳謝した。
スバルの株主「どう対策するか、いつ頃正常化するのか、きちっと説明してもらいたい」
総会で吉永社長は「企業体質を根幹から変革する必要がある」と述べたが、株主からは不正の調査のやり方や社長の責任について批判が相次いだ。