“マスク高額転売規制”政令改正を閣議決定
新型コロナウイルスをめぐる政府の第2弾の緊急対策で、マスクの転売を規制する政令の改正を閣議決定した。マスクをめぐっては、深刻な品薄状態が続き、ネット通販などでの高額転売が問題となっている。
今回の政令改正では、不正な利益を得る目的で、高額でマスクを転売することを規制する。規制の対象となるのは、スーパーやドラッグストア、ネットショップなど消費者が簡単にアクセスできる小売業者から購入したマスクを購入価格より高値で転売する場合。手作りのマスクの転売も対象で、違反した場合は1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科される。ただし、知人などに安く売る場合などは規制の対象とならない。
政令は今月15日から施行され、政府は今回の改正で品薄状態を解消したい考え。