天皇陛下の在位３０年にあわせて発行される記念硬貨のデザインが発表された。

天皇陛下は来年在位３０年を迎えられ、２月には記念式典が行われる。記念硬貨はこれにあわせて２種類発行され、１万円の金貨はおもてに鳳凰（ほうおう）と両陛下のお印の植物である桐と白樺、裏には皇室の菊の紋章がデザインされている。

販売価格は１３万８０００円で５万枚限定の発行。１万円金貨は純金製で、金の価値だけで１０万円ほどになるため、額面を上回る価格で販売される。１１月１日から申し込みを受け付けるという。

また、５００円の銅貨は、おもてに両陛下のご成婚パレードで使われた儀装馬車が描かれていて、５００万枚発行される。来年２月ごろから、金融機関の窓口で５００円の現金と引き換えられるという。