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米国の通商政策に警戒感 ダウ12ドル安

2018年9月5日 7:50

4日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、引き続きアメリカの通商政策への警戒感が広がり、ダウ平均株価は12ドルあまり値を下げて取引を終えた。

4日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前週末比12ドル34セント安の2万5952ドル48セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も18.29ポイント下げて8091.25で取引を終えている。

この日は、アメリカとカナダがNAFTA(=北米自由貿易協定)の再交渉をめぐり合意できなかった影響で、取引開始直後から警戒感が広がった。一方、この日に発表された製造業に関する経済指標が市場予想を上回ったことが好感した。

また、インターネット最大手「アマゾン・ドット・コム」の株価が上昇し、一時、時価総額が1兆ドル(約111兆円)の大台を突破した。

市場関係者は「今週は7日に発表される雇用統計など発表が相次ぐ経済指標の値が注目されている」と話している。