新巨大ファンド「産業革新投資機構」が誕生
「産業革新機構」が名称を変え、新たな巨大ファンド「産業革新投資機構」が誕生した。
25日に発足した「産業革新投資機構」は、産業競争力強化法改正法の施行に伴い、官民ファンド「産業革新機構」の組織を変えて設立されたもの。原則として、経済産業相の認可を受けたファンドを経由して出資を行う。
これまで産業革新機構で投資してきた案件の管理は、子会社として設立した「INCJ」が行うという。初代社長に就任した元三菱UFJフィナンシャル・グループ副社長の田中正明氏は国内のみでなく、海外企業にも積極的に投資を行っていくとし、「救済を目的とする資金供給は行わない」と話した。