３０日の東京株式市場で日経平均株価は４営業日ぶりに値を上げた。日経平均株価の終値は３０７円４９銭高の２万１４５７円２９銭。

前の日のアメリカの株安の流れを受けて、３０日朝の東京株式市場でも日経平均株価は下げて始まった。ただ、２９日まで株価が値を下げた反動などから買い注文が優勢となり、日経平均株価は上昇に転じた。

午後の取引では、外国為替市場で円相場が１ドル＝１１２円台後半までと２９日に比べ円安に傾いたことや中国・上海市場で株価が上昇したため、東京市場でも、さらに買い注文がふくらんだ。日経平均株価の上げ幅は４００円を超える場面もあった。

東証１部の売買代金は、概算で４兆４０６億円。４兆円を超えるのは、５月３１日以来。売買高は、概算で２２億７９０万株。