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米抜きTPP 早ければ年内にも発効見通し

2018年10月30日 21:40
米抜きTPP 早ければ年内にも発効見通し

アメリカ抜きのTPP(=環太平洋経済連携協定)について、茂木経済再生担当相は、早ければ年内にも発効するとの見通しを示した。

茂木経済再生相「早ければ年内、遅くとも年明け早々のですね。TPP11の発効、ほぼ確実になったと」

TPPは、加盟11か国のうち6か国で国内手続きが終われば、60日後に発効することになっている。茂木経済再生担当相によると、これまでに日本やカナダなど5か国が手続きを終えていて、6か国目になるオーストラリアは、事務的な手続きが残っているだけという。このため、TPPは早ければ年内にも発効する見通しとなった。

アメリカのトランプ政権が保護主義的な動きを強める中、日本は、RCEPと呼ばれる東アジア地域での経済連携協定の協議も急いでいて、年内の実質妥結を目指している。