2万円台回復も「不安定な値動きが続く」
26日のニューヨーク株式市場が大幅に上昇したことを受け、27日の東京株式市場も大きく値を上げ、2万円台を回復した。
ニューヨーク株式市場では、クリスマスの休場前まで大幅な下落が続いていたが、休み明けの26日はダウ平均株価が過去最大の上げ幅となるなど急上昇した。
これを受け、投資家にひとまず安心感が広がり、東京市場も取引開始から全面高となった。日経平均株価の上げ幅は一時900円近くまで広がり、今月21日以来の2万円台を回復した。円相場が円安傾向になっていることも株価上昇の要因となった。
市場関係者は「米中貿易摩擦への懸念は根強く、しばらくは不安定な値動きが続く」とみている。
東証1部の売買代金は概算で2兆6918億円、売買高は概算で15億7642万株。