大塚家具・久美子社長 父親へ“将来連携”
経営不振に陥っている大塚家具の大塚久美子社長が会見し、経営権をめぐり対立した父・勝久氏に、将来連携を呼びかける考えを示した。
大塚久美子社長「良いものを長く使うという価値観、そのために協力していくための団体、あるいはグループをつくれないかと考えておりまして、ぜひ父にもそこに参加してほしい」
大塚久美子社長は会見で今後の中国での事業展開を説明した。また、父・勝久氏との和解については、家具に愛着を持って長く使ってもらいたいという価値観は勝久氏と同じで、いつか理解してもらえると信じていると述べ、同じ価値観を持つ作り手や販売業者で団体をつくり、勝久氏にも参加してほしいと将来連携を呼びかける考えを示した。
匠大塚・大塚勝久会長「(Q.和解の意思は?)それは私にはわかりません」「(Q.久美子社長から連絡は?)何もありません」
勝久氏は、周辺に現時点で業務提携の意思はないとの考えを示しており、親子の和解が実現するかは不透明。