日経平均92円高 日銀は現状政策“維持”
30日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げた。平均株価の終値は前日比92円51銭高の2万1709円31銭。
30日の東京株式市場では、自動車や電気機器など輸出関連の銘柄を中心に買われた。外国為替市場で円相場が1ドル=108円台後半と円安に動いたことが後押しとなった。
一方、30日に行われた金融政策決定会合で日銀は現状の政策を維持した。将来的な政策判断の指針についても変更がなかったことから、株価への影響は限定的で小幅な動きにとどまった。
東証1部の売買代金は概算で2兆850億円と、8営業日ぶりに2兆円を上回った。東証1部の売買高は概算で11億4041万株。