東芝、上場廃止へ 74年の上場の歴史に幕
東芝は、上場企業として最後となる臨時の株主総会を開きました。総会での決議を受けて、東芝は来月、74年の上場の歴史に幕を下ろすことが正式に決まりました。
東芝は、9月に国内投資ファンドによるTOB=株式公開買い付けが成立し、株式のおよそ8割をファンド側が所有しています。このため、株主総会に出席する一般株主はごくわずかでした。
総会では、3分の2以上の賛成多数で来月20日に上場廃止とすることが正式に決まり、今後は国内投資ファンドのもとで再生を目指すことになります。
東芝は、2017年から海外ファンドなど、いわゆる「ものいう株主」が株式を引き受け経営の混乱が続いてきました。