いわゆる「ＧＡＦＡ」などの巨大ＩＴ企業への規制強化などについて話し合う「デジタル市場競争会議」の初会合が、４日、官邸でひらかれた。

アメリカのＧｏｏｇｌｅやＦａｃｅｂｏｏｋなどの巨大ＩＴ企業をめぐっては世界規模で市場を支配し、個人情報を不透明に収集したり、利用しているとして、国際的な懸念が強まっている。

４日の会合では、デジタル市場での取引の透明性を確保するため、契約条件の開示を義務づけることなどを検討し、新たな法案を来年の通常国会に提出する方針が確認された。

また、利用者が企業側に個人データの利用停止を求めることができるようにすることなども話し合われた。年内をめどに結論を出すことになっている。