相次いだ台風 農林水産被害2500億円超
9月から相次いだ台風による農林水産関係の被害額が2500億円を超えた。
農水省によると、農林水産関係の被害額がさらに積み上がり台風15号、19号、21号あわせておよそ2500億円に上ることが判明した。
林道が崩れるなど山林の被害は621億円、農地や農業用施設の損壊などはおよそ1176億円、コメや果物など農作物の被害はおよそ615億円、養殖施設など水産関連の被害はおよそ122億円となっている。
江藤農水相「(被災地を見て)あまりにも被災の傷痕が生々しくて、これから先が大変だなと痛切に実感いたしました」
農水省では被害額はさらに増えるとしている。コメや果物などの農業被害が深刻な中、政府は今週中にも追加対策をまとめる方針。