サントリー食品は、紅茶飲料の一部で微生物が検出されたとして約１７０万本を自主回収すると発表した。

自主回収の対象となっているのは、サントリー食品インターナショナルの「クラフトボス　ミルクティー５００ｍｌ」約１７０万本。

１０月中旬に消費者から「分離している」という問い合わせがあり、検査したところ、中身の成分の分離と香りの異常が確認されたという。ペットボトルに想定以上の微生物が残っていたことが原因とみられている。これまでに健康被害の報告はないということだが、人によっては下痢や腹痛を引き起こす可能性があるという。

回収対象の商品は、ペットボトルのキャップに賞味期限「２０２０年０８月」と製造所固有記号「／ＪＪ」の記載があるという。