日経平均5営業日ぶり反落 アジア株安響く
11日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに値を下げた。平均株価の終値は先週末に比べて60円3銭安い2万3331円84銭。
アメリカの株価上昇と為替相場の円安傾向を受けて、11日朝の東京市場でも取引開始直後、株価は値を上げた。しかし、その後、先週まで株価が上昇した反動で利益を確定させるための売り注文が相次ぐと、次第に平均株価は上げ幅を縮め、下げに転じる展開となった。
香港や上海などアジアの主な株式市場で株価が値を下げたことも、東京市場での売り注文を促す要因となった。
東証1部の売買代金は、概算で2兆1814億円。東証1部の売買高は、概算で12億4128万株。