過去の災害で課題に「重機扱えるボランティア人材」育成へ 訓練施設を設立
東日本大震災から14年となるのを前に過去の災害で課題となったがれきなどを撤去するための「重機を扱えるボランティア人材」を育成する施設が設立されました。
2011年の東日本大震災では土砂やがれきの撤去ができず、救助の遅れが課題となりました。また去年の能登半島地震では、多くの重機は配備されたものの、それらを扱える人材が不足していたということです。
こうした課題を受け、重機を取り扱えるボランティア人材を育成することを目的に訓練施設が設立されました。講習は基本無料で受けることができるということです。
ボランティアが重機を災害現場で扱う場合、知識や訓練が不足していると事故に繋がる可能性があるとして、施設側は「まずは講習や座学で必要な知識を身につけてから、重機の訓練にのぞんでほしい」としています。