ガソリンの価格が５週連続で上がっている。

石油情報センターが発表した１２月２日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で先週に比べて２０銭高い１リットルあたり１４７円３０銭だった。原油価格が上がっていた影響を受け、５週連続の値上がりとなった。

今週予定されている石油輸出国機構（＝ＯＰＥＣ）とその他の産油国の会合で追加の減産に合意すれば、原油価格はさらに上がる可能性もある。

一方で、米中の貿易協議をめぐって最終合意の時期が見通せなくなったことで世界経済が減速するとの懸念から、原油価格が下がる可能性もあるため、石油情報センターではガソリン価格の先行きは不透明だとしている。合意となれば、価格がさらに上がる要因となる。