メガバンク3行、円の預金金利引き上げへ 日銀の追加利上げ受け
日銀の追加利上げを受け、メガバンク3行は円預金金利の引き上げを発表しました。三菱UFJ銀行は住宅ローンの変動金利の基準にもなる「短期プライムレート」をおよそ17年ぶりに引き上げることも発表しています。
日銀は31日、金融政策決定会合で政策金利を「0.25%」に引き上げることを決めました。これを受けて、三菱UFJ銀行は住宅ローンの変動金利の基準にもなる「短期プライムレート」を従来の1.475%から1.625%に引き上げると発表しました。引き上げは、2007年3月以来、およそ17年ぶりとなります。
また、円の普通預金金利についても、従来の0.02%から0.1%に引き上げることを同時に発表しました。いずれも適用日は9月2日としています。
みずほ銀行も9月2日から、三井住友銀行は8月6日から同様に普通預金金利を0.1%に引き上げると発表しています。
今後、こうした動きは他の銀行にも波及していくとみられています。