NISA 2024年“2階建て”新制度へ
政府・与党は少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」を2024年に見直す案を固めた。
現在のNISAは2023年までしか新たな投資ができないが、これを5年間延長したうえで新たな制度にする。新たなNISAは、リスクの低い投資信託などに限った積立枠と、株にも投資できる枠の2階建てになる。
一方、「つみたてNISA」は2037年までの投資期限を5年間延長し、2023年までに始めれば20年間非課税で投資できるようにする。
2024年以降の利用者は、新しいNISAかつみたてNISAのどちらかを選ぶことになる。
未成年を対象にした「ジュニアNISA」は2023年までで終了する。
政府・与党は今後、積み立てをより重視した制度にすることで、個人の資産形成を促す考え。