日経平均株価3営業日ぶりの下落 経済指標の発表や主要イベントを前に手控えムードに
6月12日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに値を下げ、前日比258円8銭安い3万8876円71銭でした。
前の日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が値下がりした流れを受けて、東京株式市場でも売り注文が優勢となりました。また、外国為替市場で円相場が11日に比べてやや円高に傾いたことで輸出関連企業の株に売りが出て、日経平均株価の下げ幅は300円を超える場面もありました。
日本時間の12日夜、アメリカの5月の消費者物価指数(CPI)が発表されることや、今週後半は日米で金融政策を決める会議の開催を控えているため、東京株式市場は次第に積極的な売買を手控える雰囲気が広がりました。
東証プライムの売買代金は、概算で3兆3653億円。売買高は、概算で15億127万株。