日経平均3万9000円台を回復、急速な円安で輸入関連株中心に買い注文
10日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、先週末比354円23銭高い3万9038円16銭でした。
終値で3万9000円台をつけ、5月20日以来の高値となりました。先週末に発表されたアメリカの雇用統計で、雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことから、アメリカの金利引き下げへの見方が後退し、外国為替市場では円を売ってドルを買いが広がりました。
円相場が、1ドル=157円台まで円安に傾いたことから、東京株式市場では輸出関連株を中心に買い注文が集まりました。
また、長期金利の上昇で金融企業の株にも買い注文が入りました。
東証プライムの売買代金は、概算で3兆3195億円。東証プライムの売買高は、概算で13億2952万株。