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日経平均3万9000円台を回復、急速な円安で輸入関連株中心に買い注文

2024年6月10日 15:14
日経平均3万9000円台を回復、急速な円安で輸入関連株中心に買い注文

10日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、先週末比354円23銭高い3万9038円16銭でした。

終値で3万9000円台をつけ、5月20日以来の高値となりました。先週末に発表されたアメリカの雇用統計で、雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことから、アメリカの金利引き下げへの見方が後退し、外国為替市場では円を売ってドルを買いが広がりました。

円相場が、1ドル=157円台まで円安に傾いたことから、東京株式市場では輸出関連株を中心に買い注文が集まりました。

また、長期金利の上昇で金融企業の株にも買い注文が入りました。

東証プライムの売買代金は、概算で3兆3195億円。東証プライムの売買高は、概算で13億2952万株。