緊急事態宣言が一部で解除される１４日、飲食業界も感染防止策のガイドラインを発表しました。

日本フードサービス協会　高岡慎一郎会長「安心してお食事をしていただけるような環境を、我々は作る必要がありますので、このガイドラインを元に、できる範囲からぜひやっていただきたいのは、切なる思い」

ガイドラインには、店内の混雑時の入店制限や席の間隔を２メートル以上あけた配置にすること、徹底した換気などの感染防止策が盛り込まれました。

また、テイクアウトの事前予約の注文受け付けやデリバリーの際に使うカバンの消毒も推奨されています。

ただ、特に店内での間隔をあけた席配置については、客数が減ることでの売り上げの減少が懸念されていて、長期化を見据えた国の支援も必要だとしました。

協会などは、ガイドラインは強制力を伴うものではなく、あくまでも安全に営業するための目標としてほしいとして、今後は店舗の実態に合わせて見直していきたいと話しています。