“知名度”に課題…ケンタッキーが約40年続く「サンド」を「バーガー」に変更へ
11日、ケンタッキーが約40年使用してきた商品名の「サンド」を「バーガー」に変更すると発表しました。看板商品「オリジナルチキン」に対し、知名度の低さが課題だったといいます。
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11日、ケンタッキーが商品名の変更を発表しました。
日本ケンタッキー・フライド・チキン 判治孝之社長
「『サンド』という呼称から『バーガー』という商品名に変更」
ケンタッキーではこれまで、バンズでチキンを挟んだものを「チキンフィレサンド」のように、“サンド”という名称で販売していました。40年近くにわたり使い続けてきた名称を、12日から“バーガー”に変更するというのです。
東京・渋谷で、商品名の変更について街の人に聞きました。
「サンドっていうよりバーガーって言った方が、ハンバーガーなのかなって思う人が増えそう。サンドっていうとサンドイッチっぽいから」
「さっきそれ(サンド)食べたけど、名前覚えていなかったんで」
「(ケンタッキーは)チキンを食べる認識しかないから、正直どっちでもいいっちゃどっちでもいいですけど」
日本ケンタッキー・フライド・チキンによると、看板商品「オリジナルチキン」に対し、知名度の低さが課題だったという「サンド」。商品をイメージしやすい「バーガー」に変更することで知名度を高め、売り上げを伸ばしたいといいます。
日本ケンタッキー・フライド・チキン 判治孝之社長
「よりお客さまに想起していただきやすい名称に変更することで、イメージのギャップを取り除きたいというふうに考えています」
また、ケンタッキーは今回の名称変更とあわせて3種類の「バーガー」も追加し、定番バーガーとして5種類を展開していくということです。