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天皇陛下、前立腺の検査へ 沖縄訪問など予定の変更は考えず

2022年10月3日 16:09
天皇陛下、前立腺の検査へ 沖縄訪問など予定の変更は考えず

宮内庁は3日、天皇陛下が、前立腺について、これまでの血液検査でPSA検査の数値にやや懸念される傾向が見られるため、疾患がないかを調べるために検査を受けられると発表しました。

宮内庁は、天皇陛下はこれまでの検診においてPSA検査の数値にやや懸念される傾向が見られるため、前立腺に疾患がないかを調べるための検査を受けられる予定だと発表しました。検査は日帰りのMRI検査を想定していて、来月上旬に受けられる予定で調整しているということです。

PSA検査とは前立腺がんの早期発見に用いられている腫瘍マーカーで、がんや炎症によって前立腺組織が壊れると数値が上昇します。宮内庁によりますと、天皇陛下は半年以内に一回程度PSA検査を受けられているということで、自覚症状については特段あるとは承知していないとしています。

PSA検査の値については正常値より少し高くなってきている傾向にあるということですが、医師によりますと、大幅に高い状況ではないということです。

このMRI検査の結果で組織の検査をするかどうかを含め、今後、検討していくということですが、今月22日からの沖縄訪問を含め、陛下の予定の変更は考えていないということです。