新型コロナの影響で需要が落ち込んでいる和牛について、業界団体は消費拡大のキャンペーンを発表しました。

ＪＡ全農などは８月２９日の焼き肉の日に、新聞広告にイラストを掲載するほか、ツイッターを通じて６３人に焼き肉セットなどを抽選でプレゼントしたり、全農が運営する販売サイトで送料無料・割引価格で和牛を販売したりするということです。

新型コロナウイルスの影響で、和牛の外食需要やインバウンドは減少しており、特にＡ５ランクの卸売価格は、４月が前の年より２６％減少し、８月に入ってからも１０％減少しています。

業界団体では、生産者だけでなく、焼き肉店の売り上げ向上にもつなげたいとしています。