米長期金利が急上昇…日経平均1202円安
26日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げ、前日比1202円26銭安い、2万8966円01銭で取引を終えました。平均株価が終値で2万9000円を下回るのは、今月5日以来です。
企業の資金借り入れや住宅ローンの金利に影響するといわれるアメリカの長期金利が急上昇したことから、市場に警戒感が広がりました。前の日のニューヨーク市場で株価が大幅に値を下げた流れを受けて、26日朝の東京市場でも売り注文が広がりました。
一時は、値下がりした反動で買い注文が入り、平均株価は下げ幅を縮める場面もありました。しかし、再び売り注文が膨らみ、ほぼ全面安の展開となりました。
東証1部の売買代金は概算で3兆6212億円、売買高は概算で16億8876万株。