×

医療従事者へ空から牛丼 ドローン配達実験

2021年6月10日 15:34
医療従事者へ空から牛丼 ドローン配達実験

コロナ病棟で働く医療従事者のもとへ、温かい牛丼が空から届きました。

吉野家などが行ったのは、牛丼をドローンで配達する実験です。まず医療従事者が「出前館」のアプリで注文。吉野家は牛丼を作り、配達員がドローンに積み込みます。ドローンはあらかじめ病院へのルートを記憶しているため、飛行中の操作は必要ありません。温かい食べ物の配達にドローンを利用する試みは、日本で初めてということです。

参加した医療従事者「お店で出ているような熱々の(牛丼)」「実用化されたらすごいたくさん使いたいなと思います」

吉野家HD 河村泰貴社長「デリバリーの人件費の分っていうのはコストダウンになるのか、料理のグレードが上がるのか、どちらかということになります」

今後は地域ごとに拠点を作り、拠点から注文先には配達員が届ける仕組みを想定しており、ドローンを使うことでより効率的な宅配が可能になるとしています。