「サン宝石」経営危機…コロナで収益悪化か
「サン宝石」は、今月27日付で民事再生法の適用を申請しました。
「サン宝石」といえば、少女雑誌の広告でおなじみの小中学生向けのアクセサリーや雑貨の通信販売などを手がけてきた会社ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで収益が悪化していました。負債額は、およそ21億7000万円に上ります。
「サン宝石」は、高くても数百円という安さで長年多くの小中学生から支持されていました。
30代
「しょっちゅうショッピングしてました。イヤリングとかブレスレットとか指輪とか」
40代
「大人の階段上ったかなって感じで宝石つけてました」
19歳
「カタログが届いて注文してました」
20歳
「安くて手に入れやすい。ほっぺちゃん!ほっぺちゃん!持ってました、めっちゃ!」
かつて、直営店にはオープン前から行列ができ、店内は大混雑していました。しかし、その後同業他社との競合で売り上げが低迷し、直営店を次々閉鎖することになりました。原宿にある店舗も、来月に閉店するといいます。
「サン宝石」の民事再生法の申請を受けネット上では─。
「コロナが終息したら行ってたのに」
「思い出の場所。これからは通販で買います」
との声がありました。サイトにアクセスが集中し、一時つながりにくい状態になったといいます。
「サン宝石」は「今後も変わらず営業を続けてまいりますので今まで以上に応援していただけますと幸いです」と発表しています。今後は、事業継続に向けスポンサーの支援を受けて再生を目指すということです。