五輪“無観客”スポンサー企業からは困惑も
東京オリンピックのスポンサー企業は冷静に受けとめる一方で、困惑する声も出ています。
トヨタは「アスリートの皆様を競技会場の外から、一生懸命応援してまいります」とし、オリンピック会場で予定していたイベントは全て取りやめると発表しました。
日本生命は「安心・安全な大会開催に向けたご判断であると受けとめております」、東京海上日動は「アスリートが持てる力を存分に発揮する大会になることを願っている」とコメントしています。
一方で、あるスポンサー関係者からは「実際に無観客と決まると非常につらい」「スポンサーとしてはメリットが大幅に落ちることになる」などと落胆の声が上がっています。
さらに、「もうちょっと早めに判断してほしかった」「昨夜からずっと会議中。対応をどうするか、まだ決まっていない」など開会が迫る中で対応に追われる企業が相次いでいます。