宮内庁管理の鴨場で鳥インフル検出 千葉県
宮内庁が管理している鴨場でアイガモが死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
農水省によりますと、4日、千葉県市川市の「新浜鴨場」でアイガモが死んでいるのが見つかりました。その後、千葉県が実施した遺伝子検査で、毒性の強い高病原性鳥インフルエンザのウイルスが検出されたということです。高病原性鳥インフルエンザが確認されたのは、全国で今シーズン6例目です。
千葉県は「新浜鴨場」で飼育しているアイガモおよそ340羽を殺処分するほか、半径3キロ以内にある農場に対しトリや卵の移動を制限することなどを要請しています。
宮内庁が管理している鴨場は、外国大使の接待などに使用されていますが、新型コロナウイルスの感染拡大により、接待は今年1月から中止されています。