「景気動向指数」2か月ぶり下降 基調判断は“据え置き”
景気の現状を示す「景気動向指数」が発表され、2か月ぶりに下降しました。
内閣府が8日に発表した今年1月の景気動向指数で、景気の現状を示す「一致指数」は前月と比べて3.0ポイント下降し、96.1となりました。自動車などが部材不足により生産できなかったことや、輸出が落ちたことが要因で、下降した幅は2020年5月以来の大きさとなりました。
一方で、数字から機械的に判断する景気の「基調判断」については、「足踏みを示している」としました。
先月、1年3か月ぶりに下向きに修正した判断を据え置いています。