「景気ウォッチャー調査」3か月連続の低下 内閣府「価格上昇の影響等を懸念も、持ち直しへの期待みられる」
小売りなどで働く人に景気の実感を聞く「景気ウォッチャー調査」で、現状を示す指数が3か月連続で下がりました。
内閣府が発表した1月の調査で、景気の現状を示す指数は48.5となり、前の月より0.2ポイント下がりました。「外国人観光客が徐々に戻っている」「人の流れが新型コロナウイルス発生前に似てきている」との声があがる一方、物価高などの影響で「節約志向が高まっている」といった実感が多く示されました。
内閣府は景気に「持ち直しの動きがみられる」とした上で、先行きについては「価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しへの期待がみられる」としています。