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去年の農林水産物・食品の輸出額、初の1兆5000億円超え アメリカが1位に

2025年2月4日 14:40
去年の農林水産物・食品の輸出額、初の1兆5000億円超え アメリカが1位に

農林水産省は去年1年間の農林水産物・食品の輸出額が初めて1兆5000億円を突破し、12年連続で過去最高を更新したと発表しました。

前年より増加したのが、カレーのルーやパウダー、マヨネーズなどの「ソース混合調味料」や、緑茶、牛肉などの品目で、全体では3.7%増加の1兆5073億円でした。

農水省によりますと、日本式のカレーに対する人気の高まりや、日本を訪れる外国人の増加で、日本食への関心が高まっていることなどが好調の要因だとしています。

最も伸びが大きかったのはアメリカで、前年に比べて17.8%増え、20年ぶりに輸出額1位となりました。

一方、前年までの3年間、輸出額1位だった中国は4位となりました。中国は日本産水産物の禁輸を続けていますが、ホタテなどの輸出先がアメリカなどに替わったことなどが影響しているということです。

最終更新日:2025年2月4日 19:08