トヨタ自動車が2024年の1年間に世界で販売した台数は、2年ぶりに前年を下回ったものの、グループ全体は、5年連続で世界一となりました。

トヨタ自動車によりますと2024年1月～12月の世界販売は、前の年と比べて1.4％減少の1015万9336台で2年ぶりに前年を下回りました。

海外販売は、欧州や北米でハイブリッド車を中心に伸びたほか インドで好調だったことから過去最高を更新しましたが、国内販売は、認証問題やプリウスのリコールによる生産停止などの影響で、前年を下回ったためだということです。

一方、世界生産は、認証問題などの影響で前の年と比べて5.1％減少の952万1876台となり4年ぶりに前年を下回りました。

ダイハツ工業と日野自動車を含むグループ全体の世界販売は、前年の3.7％減少の1082万1480台でドイツのフォルクスワーゲングループの902万7400台を上回り5年連続で世界一となっています。